Himiko |
粟飯原さんのホロスコープを拝見すると、太陽が垂直に、コミュニケーションや友情など、横のつながりを意味する部屋に入っています。このことから、常にコミュニティが基盤になられていることがわかります。子どもの頃は、どんなお子さんでしたか? |
粟飯原さん |
目立つ感じの子ではなかったですね。今も変わらないですけど(笑)。学級委員長に立候補するとか、そういう感じではありませんでしたね。部活は楽しかったです。中・高とバドミントン部、大学時代はテニスをやっていました。基本的にみんなで何かをするというのが好きです。
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Himiko |
当時、思い描いていた夢はありますか? |
粟飯原さん |
何かを表現する仕事につきたいと思っていました。本が好きだったので、本をつくることに憧れましたね。でも、自分には文章力がないなあと気づきまして(笑)。今は、仕事で文章を書く機会がありますが、「あなたの文章は毒がないからつまらない」って言われるんですよ。やっぱり、おもしろいものには、毒も必要だって。そのへんがどうもちょっと足りないみたいで……。
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Himiko |
才能がないなんて思わないほうがいいですよ。粟飯原さんの場合は、毒がないのが個性。実は、ちょうど昨年くらいまで社会のムードを現す星が、“毒“の要素をはらんでいたんですね。そのため、ちょっとダークなものが評価されやすい時期だったと思います。でも、今年からは、爽やか、ナチュラルというキーワードがあてはまる流れへとシフトしていきます。粟飯原さんの持っている素朴さ、素直さが、これから評価されていくと思いますよ。
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粟飯原さん |
なるほどなるほど。毒がないのが個性……。そういう考え方もありますね。
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Himiko |
それに、粟飯原さんは生まれながらにして、クリエイタータイプだということがホロスコープにも出ていますよ。もし、今の職業についておられなかったら、そうですね……何かものを手で作る仕事や、スタイリストなどが向いていらっしゃいます。でも、何の仕事に就いたとしても、基本的に働き屋さん(笑)。 |
粟飯原さん |
仕事は、大っ好きです(笑)。
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Himiko |
行動を司る星が仕事を表す部屋に入っています。運命的に、もっと働きたい! という衝動に突き動かされ、そして働くごとに運気が活性化される。仕事のストレスを仕事で発散するようなタイプではありませんか? |
粟飯原さん |
そうですね。そういうタイプです。
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Himiko |
そもそもストレスが溜まることはありますか? |
粟飯原さん |
それが、あんまりないんですよ。それは、自分でもラッキーだと思います。あまり細かいことが気にならない楽観的な性格でよかったなぁと(笑)。とくに、今は、自分の趣味に近いことを仕事にしているので、とても気持ちよく働いています。小さい頃から、楽しそうに仕事をしている大人たちを見て育ったのも、よかったと思いますね。父がデザインの仕事、母が調理師をしているのですが……ふたりとも休暇は年に3日くらい。でも、あんなに楽しそうに働いている人たちってそうそういないなと思います。
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Himiko |
粟飯原さんの持っている宿命のひとつに、「世の中に出る」というのもあります。ご活躍の様子を雑誌やインターネットの記事に取り上げられることが多いのは、宿命的なものなのだと思ってよいでしょう。そうやって人前に出て、世の中の何かを一歩先に進める、ということを担っているのです。 |
粟飯原さん |
えええ、そうなんですか。緊張しますね(笑)。
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編集部 |
起業されたときは、どのような考えのもとに行動されましたか? 今だ! というような決定的なきっかけはありましたか? |
粟飯原さん |
いろんなことが、自然と流れにのってきたというような感じでしたね。ひとつのビッグチャンスがあったわけではなく…。会社員時代の私は、ずっとリクルートとNTTで、新しいサービスや部署を立ち上げていく仕事をしていました。で、その他にも、自分でサイトを運営したりもしていて……。そのときにサービスにも、適所があると気づいたのです。このサービスは、個人で運営したほうがいい、このサービスは大きな企業でやったほうがいい、という風に、思いついたサービスにも、ふさわしいサイズ、ふさわしい場所がある。そして、私が当時思いついたことを形にするには、個人でやったほうがいいと判断して独立しました。個人になったほうが、適所を見極めやすいというのもありましたね。
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Himiko |
なるほど。おもしろい視点ですね。 |
粟飯原さん |
そのとき立ち上げたサービスは、今は他の企業にお譲りしました。サービスって立ち上げたときと、育ってきたときとで、いるべきところが違う。まるで、ひとりの人間の成長みたいなんですよ。新しいことをやるなら、ベンチャーで世界初を狙うのもいい。でも、ある程度それが定着したら、大きなところに運営してもらったほうがいいんです。
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Himiko |
大切に育てた娘を嫁に出すような感覚ですね(笑)。
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粟飯原さん |
そうなんですそうなんです。こんなに立派になって〜、よかったよかった〜という気分になりますよ(笑)。
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編集部 |
粟飯原さんは経営者の割りに、アグレッシブさよりもナチュラル、自然体というイメージが強く感じられます。そのことについてご自身ではどう思われますか? |
粟飯原さん |
うーん、どうでしょう。自分は運がいいと、とても感じますね。まわりに恵まれたというか……会社員時代も上司や同僚に恵まれていましたし。その方たちが、今でも応援していてくださるのが、すごくありがたいです。
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Himiko |
みんなに助けられている、と感じている分、周りも粟飯原さんと働けてよかったと思っているはずですよ。本人が意識していなくても、粟飯原さんはまさにアゲウンな方でして、人に運を与えていることも多いと思われます。
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粟飯原さん |
えっ、じゃあ、頑張らなくちゃ(笑)。
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編集部 |
壁にぶつかったときは、それをどう乗り越えますか? |
粟飯原さん |
会社員時代は上司がすっごく厳しかったんです。深夜3時まで怒られたり、椅子が飛んできたり、それはそれは……もう。でも、何があっても会社で泣いちゃいけないと思って。だから、明け方に帰るときまでぐっとこらえて、乗り込んだタクシーの中で泣いたり。そしたら運転手さんが心配してミルキーくれたり(笑)。大変でした。でも、そんなふうに厳しくされたことも、ひとつの愛情だと思っていましたね。大切なのは、信じる力、分解する力、受け入れる力だと思うんですよ。
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編集部 |
信じるというのは、ご自身のことを、ということでしょうか。 |
粟飯原さん |
まず、相手を信じるということですね。厳しかった上司にも、結果としてはとても大事なことを教わりましたから。相手を信じることが、いずれ、自分を信じるということにつながるんだと思います。もしかしたら、そうやってメンタルトレーニングをしてきたのかもしれませんね。気づかないうちに。
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Himiko |
あまり、人を疑うということがお好きではありませんね? |
粟飯原さん |
そうですね。ポリシーのひとつかもしれない。人の悪いところをみてもしょうがない。人のいいところを見る生き方をしたほうが心地いいと思います。
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Himiko |
いいお言葉ですね。最近は、うまくいかなかったときに、誰かを恨んで余計に落ち込む人が多いのですよ。 |
粟飯原さん |
世の中きれいごとだけではありませんが、でも、受け入れることは大事です。落ち込んでいるときというのは、周りの状況を、時代を、受け入れられないから辛いのだと思います。いったん受け入れた上で、じゃあどうするか、と考えるように癖をつけていくといいと思うんですよね。
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編集部 |
自分だけのジンクスはありますか? |
粟飯原さん |
あります(笑)。すごい単純ですけど、プリンかシュークリームを食べるんです。落ち込むと、買いに行って食べますね。で、周りもそのことを知っているから、私がシュークリームを食べていると、何かあったんじゃないかと思うみたいで……(笑)。普通に好きで食べていることも多いんですけどねぇ。全然ダイエットができないという……。あとは、部屋の片づけですね。心がざわざわしてきたら、身の周りをキレイにする。掃除しているうちに心の中も片づいていくのを感じます。
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編集部 |
ここからさらに調子を上げていくぞ! というときは? |
粟飯原さん |
共感の力、を大事にしますね。何かを立ち上げるときは、まず、スタッフと、こんなのができたらいいねえ! と、わーっとひとしきり盛り上がる。いいねいいね、素敵素敵! よしじゃあ、やろう! という具合に。
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Himiko |
粟飯原さんご自身が、ムードメーカーですね。 |
粟飯原さん |
そのとき、自分がちゃんとわくわくしているか、というのが大事です。自分がやりたくないことは、やりたくないですからね。
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Himiko |
粟飯原さんは、他者とのコミュニケーションあってこその人。人を大事にし、人とのつながりを全うされてきたから、輝いているのだと思います。きっと、スタッフの方も働きやすい職場だと思っているはずですよ。気配りを、自分にも人にも辛くない形で表せる長所を大事にしていってください。お会いする前にホロスコープを拝見したところ、大変綺麗な形をしているという印象だったのですが、ご本人はその予想以上に素敵な方でした。これからも、自然体のまま歩んでいってくださいね。
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粟飯原さん |
なんだか、今日はいい気持ちになってしまいました。ありがとうございます!
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