【3.≪金星】の段階・14歳〜21歳】
金星は、親しい人との関係を司ります。この段階で、私たちは自分の性別をハッキリと認識理解し、同時に異性に対して想いを募らせます。そして、どのようにパートナーとつき合えばいいか、また異性に対してあるいは性に対して対処するかを学びます。
この段階をスムーズに成長できれば、異性との良い関係をつくっていけるようになります。また親に頼らずに自立し、より大きな責任を負えるようにもなるでしょう。他人と興味や楽しみや喜びを共有し、恋愛や感情を豊かなものにすることができるのです。同じように夫婦の関係も、調和し受け入れ理解し合い、愛情を長く保てるようになるのです。
しかし、この時期に問題を抱え傷を受けてしまうと(つまり星盤上では、金星がハードアスペクトを受けていたり逆行している状態)、人間関係のバランスや調和が崩れ、どのように異性とつき合っていいのか、わからなくなるかもしれません。また、この金星の時期の喪失感を補おうと、かえって愛情や性に奔放貪欲になってしまったり、金銭や物質や飲食など享楽的なことにふける、あるいは逆に男女関係に興味を感じなくなったり、依頼心が強く怠惰でものぐさになることもあるのです。いずれにしろ、人間関係において悪い影響が出てしまいます。
【4.≪火星】の段階・21歳〜28歳】 火星は、積極性・主体性・自信・決断・成功意欲・気概・競争心などを司ります。この火星の時期は、既に高等教育も終え社会や仕事に専念している頃です。体力はピークを迎えますから、火星が象徴する「活力」をうまく活用できれば社会の中で自分の力を発揮し始めることができます。この段階での成長とは、体力や精力を上手に運用し、自分の道を切り拓くこと、あるいは現実を生きる方法や人生の方向性を見つけ出し、奮闘することであり、そのために最も適した時期なのです。
【5.≪木星≫の段階・28歳〜35歳】 木星は、成長や拡大・発展を司ります。能力や才能を発揮し、更に大きく成長したいと思い、そうしようと走り回ります。この段階では、仕事は既に安定し収入も増え、運勢も順調になっていきます。また新たな世界・未知の分野への興味関心が生まれ、追求したくなってきたりします。より精神的な分野、高尚な方面へと目が向いて行くのがこの段階です。
もし順調にこの時期を過ごすならば、その分野で頭角を現すことができるものです。ピークに向かって成長し、たくさんのチャンスや幸運が出てくる時期であり、社会の中での中核となる頃でもあります。同時に、周囲への優しさや深い理解、社会的公共的な意識、智恵や良心が強くなり、周囲からも豊かな人間性を認められていくべき時です。
しかし、この時期に問題を抱え傷を受けてしまうと(つまり星盤上では、木星がハードアスペクトを受けていたり逆行している状態)、贅沢になり浪費ばかりで金銭感覚に締りがなくなってしまいます。また自信過剰で楽観主義に流れてしまい、傲慢な意識や態度の人となってしまいがちです。
【6.≪土星≫の段階・35歳〜42歳】
土星は、極限・教育・教訓・試練・生活スタイルなどを司ります。この時期はいわば「安定期」です。土星の段階の後半では、仕事や事業はピークに達し、そこから先へ進むことができないことを徐々に悟るものです。この段階で、私たちは既に若者という時代を終えており、年齢的なプレッシャーを受け始めます。そして限界を知っても、納得せず、過去はもう戻らないことを認めず、未来に向けた準備を再びと始めるかもしれないのもこの時期です。
無事順調に、この時期を過ごすならば、私たちは自己の限界を理解し受け入れ、これまでの成果と現状を惜しみ、またそれを安定継続させようとするでしょう。この頃、自分の子供も既に成長し、家を離れ外に向けて発展し始めることになります。
この段階は、私たちが過去の因果応報を味わねばならない時でもあるのです。頭を垂れて昔日の過失や失ったことについて反省するものです。後悔を感じ、落ち込み苦悩し、あるいは償いや補いをしようとします。「天網恢恢、疎にして漏らさず」の格言の意味を深く悟らされることになるのです。
【7.≪天王星≫の段階・42歳〜49歳】 天王星は、個人の人格や特質と関係します。私たちに他人とは異なる個性を持たせるのです。この段階では、私たちの生命や心身に大きな変化が起きます。また、自分の特性や才能についてより深く理解していくようになります。
ある朝目覚めたら、自分の間違っていたと気づき、自分には合っていなかったと、突如として真実の自分の心を理解するなどという事もよくあります。結婚・業界・仕事・家…いろいろな物事に対する本当の自分の心を理解できるようになるのです。統計によると、この年代での離婚率は、他の年代でのものと比較して最も高いのだそうです。
そして、ここは運命の吉凶が転換してしまうターニングポイントでもあるのです。あるいは、婚姻・共同事業などの分岐点とも言えるでしょう。これは(良い悪い、吉凶に関わらず)もう一つの春の始まりでもあり、人生あるいは生命のレベルがステップアップ、飛躍する時でもあるのです。
この段階での7年間は、土星の段階と同じように節目です。もしかすると、自己追求にこだわり、手にしている物を惜しげもなく捨ててしまうかもしれません。そして、住みなれた社会を離れ遠い外国へ、世俗を捨てて山の中へ、…などなど、別の世界に独りで入って行ってしまう可能性があるのです。この時期は、それほどに「これが最後のチャンス」だと、やむにやまれぬ思いに駆りたたれてしまいます。
もしこの段階を順調に過ごせるなら、自然に本当の自分というものを受け入れ、再び押しつけの型にはまった「自分」を護るために必死になることはなくなるでしょう。同時に、この段階の人は、独特の魅力を持ち、本来の能力を不必要な気兼ねをすることなく思う存分に発揮することができるものです。
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