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人間の体質には、@骨と筋が発達した《筋骨質・意思型》、A内臓が発達した《栄養質・情愛型》、B脳と神経系統が発達した《心性質・思索型》の三種があるが、これから説明するのは、Bの《心性質》じゃ。@の筋骨質と、Aの栄養質は説明済みだから、復習してもらいたい。

【心性質の身体的特徴】
一見《骨細》でヒョロッとした、貧弱な体格じゃ。なで肩で、顔は《額が広く》、《頬はこけて》、《顎が尖って》、《逆三角形の顔》じゃ。少しエラが張って、角長のように見える者もいるが、決まって顎が尖っておる。顔色は青白く、いかにも《神経質そう》じゃ。
細かいことを言うと、《眼は細長く》《眼光は静か》《眉は末広がり》《毛は細い》《鼻は細長く》《小鼻の張りは弱く》上品そうな鼻じゃ。《耳は薄く耳たぶはほとんど無く》《口は小さく》《唇は薄く》毛髪は細いのじゃ。指は細く長く、節が目立つのが特徴じゃ。
心性質の者は《感覚神経が発達》しているから、視覚、味覚、聴覚、臭覚などがやたらと敏感なのじゃ。それがエエ意味で現れた《上相》の人は、あらゆる方面で世のお役に立つのだが、案外とただの神経過敏の《下相》の者が多いのじゃよ。上相か、下相かも人相を観れば一発で分かるから便利じゃのう。
それと、記憶力と《想像力》と《思考力》といった《知覚》が発達しているのも心性質の特徴じゃ。《人間性の表れでもある知覚》が発達しているから、心性質を《神性質》とも言うのじゃよ。
【心性質の性格の特徴】
まず第一は《思索的》ということじゃ。独り静かにジ〜ッと考えるのが好きなところから、《孤立的》となり、自然と《排他的》となり、《理想主義的》になり、そこから《反省的》なところも生まれるのじゃよ。それらが心性質の者の性格の大きな特徴じゃ。理論、研究、判断、推理などにも繋がる訳じゃ。
【心性質の適職】
屋内の静かな所で、事務や研究などの知的なことをやるのが一番じゃなかろうか。兎に角、コツコツと地味に正確にやるからのう。冒険や駆け引きなどは苦手じゃ。
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